強者ライダーの方々が「ABS?トラコン?そんな物要らない」とか、「そんな物付いてたら上手にならん」何て言われる方が今でも居られます。

そこでアツ爺~が「一言ものも~すでござる!」”(-“”-)”。

電子デバイスの進化はセンサーの発明と正確が増してきた事による物です。さて今市販のオートバイに付いてる電子デバイスてどんな物が有るんでしょうか?まずは…

ABS

これは日本では250cc以上のオートバイには付けることが法律で決まりました。車両によってはサーキット走行時などでリアのABS機能をOF FにしてフロントだけABSが機能する設定が有ったり、なんと傾いている時も制御する機能も有ります!(^^)!。

下の写真の穴あき円盤の溝をセンサーで読み取るのですが穴が多いほど正確になります。昔はもう少し穴の数が少なかった様な気がします。このデバイスでABSとトラコンの制御に使います。(スピードセンサーとしても使いメーターに何キロ出てるか表示します。)1つのデバイスを共用して色んな事に利用しますね。

トラコン(トラクションコントロール)

初期のトラコンは前後のホイールの回転差でコントールしていましたが今はそれ以外にIMUと言う6軸センサーで傾きなども考慮して各メーカー独自のトラコンのセッティングがなされています。何とDUCATIのⅤ4には正確さ求めIMUが2個も付いてます、しかもⅤ4にはスライドコントロールと言う物も装備されました(パニガーレファイナルも付いてます)。それって何なの?と尋ねられてもアツ爺もⅤ4には乗ったこと無いので今の所は解りませんが、名前を聴くだけで凄そーでは有りませんか!(;´∀`)。

シフター&ブリッパー

要はUPもDOWNもクラッチ操作なしでシフトできるデバイスです、UPは数十年前からレースの世界には有ったのですが(昔2スト250でレースやってた時に付けてました)DOWNに関しは近頃出来るようになり何と回転まで合わせてくれるんですよ!しかも殆どのスーパースポーツバイクはスリッパ―クラッチまで付いててシフトダウン時のリアの変な挙動は皆無なのです。先日KTM790に峠で試乗しましたが初期のシフターと比べて凄い進化を感じました(アクセルを開けててもダウンできる閉めててもアップがスポスポ入る)何爺ゃこりゃ!(爺が感動した時こんな表現になります)(^^)!。

バイク別に幾つかシフタースイッチの写真を紹介します。一番下の写真が新型KTMの非接触タイプのスイッチです。シフタースイッチも日々進化してますよ。

他には、パワーモードの選択、クルーズコントロール、電子デバイス付きサスペンション等々全ての電子デバイスが初期の物と比べると使いやすく安全に早く走れるように日々進化してます。デバイス制御付きのバイクに乗られているツーリングライダーは「疲れない、安全だ」とか、サーキット走行されるライダーは皆さん「タイム更新した」だとか良い評価しか聞きません、今や付いてる付いてないじゃ無くて機能と性能をどう選ぶかと言う話が主流なんです、試乗車も用意しています、一度新型のオートバイにお乗りになって頭の切り替えをしないと浦島太郎になっちゃいますヨ。